禁煙教値のない目標なんて 健やかに過ごしたい。新しい年へのそんな願いは、早々と裏切られた。 喫煙率を下げる数値目標が、またしても撤回されてしまったのだ。たばこ対策は、国民の健康を守るうえで最優先であるはずだ。とうてい納得がいかない。日本で、

admin2023-02-16  22

问题                                 禁煙教値のない目標なんて
    健やかに過ごしたい。新しい年へのそんな願いは、早々と裏切られた。
    喫煙率を下げる数値目標が、またしても撤回されてしまったのだ。たばこ対策は、国民の健康を守るうえで最優先であるはずだ。とうてい納得がいかない。日本で、たばこを吸う人は減りつつあるとはいえ、喫煙率は04年の調査で男性が43%、女性が12%にのぼる。先進国の中では高さがきわだっている。
    厚生労働省は00年、10年がかりで国民の健康づくりを進める「健康日本21」計画の中に、喫煙率を半減する目標を盛り込もうとした。だが、日本たばこ産業(JT)や自民党の強い反対で、実現できなかった。
    この計画では、生活習慣病を予防するため、運動や食事などについては目標を示している。
    最大の眼目は喫煙率を下げることだった。たばこをやめれば、心臓病やがん、脳卒中、胃かいようなどを減らせる。しかも、まわりの人の健康を損ねることも防ぐことができる。
    厚労省は昨年末の計画見直しに当たり、再度、数値を盛り込もうとした。喫煙率を下げる男女別の目標を3案示した。喫煙率を半減する当初の目標値「(________)%と5%」に加え、依存症ではない禁煙希望者がすべてたばこをやめたと仮定した「35%と10%」、その中間の「30%と10%」である。
    専門家の委員会では最も緩やかな案への支持が多く、一般の人では最も厳しい当初案に賛成する意見が多かった。ところが、たばこ業界や自民党がまたもや反発、結局、「たばこをやめたい人がやめる」という訳の分からないスローガンを掲げるだけになってしまった。なんともはやである。
    今、気がかりなのは、若者、とりわけ若い女性でたばこを吸う人が増えていることだ。20、30代の女性では5人に1人がたばこを吸っている。不妊症になったり、妊娠中の喫煙は胎児の異常を招いたりする恐れがある。
    禁煙を進めるためには、まず政府がはっきりと決意を示すことだ。たばこの大幅な値上げも欠かせない。
    政府がたばこの消費を減らすのに後ろ向きなのは、たばこが大きな税収源だからだ。しかし、たばこをやめて国民が健康になれば、医療費は減る。
    厚労省が生活習慣病の予防に本腰を入れ始めたのも、医療費を減らすためだ。「メタボリック症候群」という考え方を取り入れ、腹囲を減らすことなどを訴えているが、肝心のたばこ対策に及び腰では、医療費削減もおぼつかない。
    今年3月から、JR東日本の列車が新幹線も含めてすべて禁煙になるほか、全国の新幹1線や在来線の特急でも禁煙車がぐんと増える。
    民間の禁煙対策は進むのに、政府だけが目先にとらわれて知らん顔では、あまりに情けない。
この文章の筆者が数値目標以外に気がかりに思っていることは何か。

选项 A、医療費が上昇していること。
B、たばこ産業の業績が伸びていること。
C、女性の喫煙率が上昇していること。
D、たばこが値下げされること。

答案C

解析 文章中间部分有“今、気がかりなのは、若者、とりわけ若い女性でたばこを吸う人が増えていることだ”(目前,令人担心的是,年轻人特别是年轻女性的吸こ烟人数在增加),所以正解为C。
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