田中清子さんは東京の小平市に住む主婦です。田中夫妻は、昔から自然の恵み、つまり太陽光発電や雨水の貯留に強い関心を持っていました。とくに、コンクリートの上に降る雨が無造作に下水に流れてゆくことに「もったいない、なんとかしたい」という思いを強くもっていたそうで

admin2023-02-16  18

问题     田中清子さんは東京の小平市に住む主婦です。田中夫妻は、昔から自然の恵み、つまり太陽光発電や雨水の貯留に強い関心を持っていました。とくに、コンクリートの上に降る雨が無造作に下水に流れてゆくことに「もったいない、なんとかしたい」という思いを強くもっていたそうです。
    九〇年代の初め、二〇〇リットルの雨水タンクを設置し、やがてもう一基、やはり二〇〇リットルのものをふやしました。合計で四〇〇リットルです。しかし、雨水とのつきあいが深まるにつれて、トイレ用水に水道の水を使っていることに強い疑問をもちはじめました。はるか上流から水を引き、浄化し、飲めるようにしたものを、大量にトイレに流してしまうことへの疑問です。雨水をトイレにという思いが強くなり、三年前、家を改築するとき、思い切って容量二トンの貯水槽を地下に造りました。工事を請け負ったのは安藤勝治さんです。ニトンの水はトイレに使います。夫婦二人なので、ニトンで十分なのでしょう。このところ一年ほどは雨水の貯留が底をつくことはなかったそうです。
    私が訪問したときは、庭のヤマボウシやエゴノキの葉が繁って樹影が濃く、いい風が今を吹き抜けていました。
    「落葉樹を植えたのは夏は涼しく、冬は日があたるということ、つまり省エネにもつながるということを考えたからです。」
    「昔は、雨になると、いやだとか、うっとうしいとか思いましたが、雨水タンクとつきあうようになってからは雨の日が待ち遠しいと思い、雨の日の落ち着きをたのしむ、というように変わってきました。」
    「うちは車の騒音が入ってきますが、雨の日は、雨が騒音をさえぎるカーテンの役割をしてくれるのです。騒音がそれほど気にならなくなります。雨は『自然のカーテン』なんだということにも気づきました。」
    それに、と田中さんはいいます。「雨とのつきあいは、たのしみながらすることが大事ですね。傘のファッションのことなんかも、おおいにたのしんでいます。」
    居間のすぐ前の雨槌の一部が切断され、そこのところに小さな連結器とホ一スが取り付けられていました。ホースのおかげで、この部分の雨極の水は下水道に流れず、庭の茂みに導かれることになります。雨水を庭土に浸透させる工夫なのです。こコンクリートの上に降る雨がどんどん下水に流れてゆくのを、ただ「もったいない」と思いながらながめているのではなく、雨をきちんと土にしみこませる道を探ってゆく。それがこの浸透策になったのでしょう。田中さんはいま、小平市の仲間と一緒になって「雨を地下に浸透させる運動」を進めているそうです。
    「そうなんです。雨をためることも大切ですが、雨を土に浸透させることもじつに大切なことなんです。水を大地に返すこと、________水の循環を円滑にすることは、湧水や河川の水をゆたかにするために大事なことなんですからね。」
「雨の日が待ち遠しい」とはどういう意味か。

选项 A、雨の日が楽しい。
B、早く雨が降ってほしい。
C、雨が降らないでほしい。
D、なかなか雨が降らない。

答案B

解析 “~が待ち遠しい”(久违了,翘首以待)。
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